アスベストの意味＆効果

アスベストは、繊維状の鉱物です。
アスベストの繊維から、「布」を作ることもできます。
素材は石なので、アスベスト製の布は燃えません。
アスベスト製の布を火に入れると、汚れだけ燃やせます。
火を消せば、新品同様になる不思議な布です。
これらの特性から、「火のお守り」として使用されます。
「消防士」「料理人」「花火師」など、火を扱う仕事の方にオススメです。

アスベストは、かつて「防火材」「断熱材」「防音材」などに使用されました。
現在は、殆ど使用されていません。
その理由は、下記の通りです。
・加工中に出る粉塵が、健康を害する。
・解体中に出る粉塵が、健康を害する。
アスベストの細かな粉塵が、肺に入ることで健康を害します。
アスベストによって健康を害するのは、仕事で長期間吸い続けた場合です。
「少量」「短期間」ならば、健康を害するリスクは低いでしょう。
アスベストは、直接触れても毒にはなりません。
鉱物標本として保有するのは、全く問題ないでしょう。

アスベストは、幾つかの呼び名が存在します。
「火浣布(かかんぷ)」「炎の魔人石」「サラマンダーの石」などと呼ばれる鉱物です。
「火の災い」から、持ち主を守る力があるでしょう。
人間の「怒り」「嫉妬」「強欲」などを、コントロールする力もあります。
突然の激情を、上手にコントロールさせるお守りです。
日本では「石綿(いしわた)」と呼ばれています。

アスベストと呼ばれる鉱物は、複数存在します。
アスベストは、繊維状になる鉱物の総称です。
アスベストの種類は、下記をご確認ください。
・「クリソタイル(Chrysotile)」
・「青石綿(あおせきめん)」(Crocidolite/クロシドライト)
・「アモサイト(Amosite)」
・「透閃石(とうせんせき)」(Tremolite/トレモライト)
・「直閃石(ちょくせんせき)」(Anthophyllite/アンソフィライト)
・「陽起石(ようきせき)」(Actinolite/アクチノライト)
鉱物的には、繊維状の「珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)」(Silicate Mineral/シリケートミネラル)となるでしょう。
最も代表的なアスベストが、「クリソタイル」となります。
アスベストの繊維は、「柔らかいタイプ」と「硬いタイプ」が存在するでしょう。

アスベストが含まれる宝石を、下記に記します。
・「蛇紋石(じゃもんせき)」(Serpentine/サーペンティン)
・「虎眼石(とらめいし)」(Tiger Eye/タイガーアイ)
アスベストのジュエリーが欲しい時に、オススメです。
着用することで、お守りとしての効力が増します。
先述した通り、着用しても毒にはなりません。
繊維状のアスベストを丸くカットすると、美しい輝きがあらわれます。
直線状の美しい輝きは、「キャッツアイ効果」(Cat's Eye Effect/キャッツアイエフェクト)と呼ばれ人気です。
「見る力」を高めたい時に、使用されるでしょう。
「全ての本質を見抜く宝石」とも呼ばれます。